「カード カウンター」

なんだかよくわからない映画だったが 監督がポール・シュレイダーとわかって

判明。「タクシードライバー」と同じ構図

主人公と旅する若者は タクシードライバーでのアイリスで

ベッツィーは ラ・リンダ

PTSDを負った主人王が 同じ体験をして自殺した父親を持つ若者と出会い

過去の残虐行動を少しずつ思い出し 体に侵食していく そして ラ・リンダが

ギャンブルを通じて主人公の暴力を加速する。「タクシードライバー」で

ベッツィーが トラビスの狂気を加速させたように

これは 現代の「タクシードライバー」の物語である

演出はマーティンスコッティーには叶わないけど

過去の自分にケリをつける主人公

パレード

子供を見失ったシングルマザーが行き着いた先は

長澤まさみが 主人公のように見えて 実際は森七菜である

森七菜が 意識不明のなかで 作られた世界が 未練のある魂を呼び寄せ

成仏させていく作品かな。森七菜は 現実世界で 思いを構築されることができる人物となる

お話

死は いつも隣りにある 物語を覚えている人間の中では 死人は 生きている存在であり

覚えている人間がいる限り 人は死ぬことはないと思う

パーム・スプリングス

タイムループ物

ハルヒの8デイズみたいに 同じ日から 抜けれない二人は 自業自得の生活をするが

二人の関係に 気付いた彼女は たいむループから の脱出を試みて 彼を説得するが

彼は今のままに満足していると

後半は 怒涛のロマンス展開が 心地よい

「正欲」

正しい欲望の話なのね。正しい欲望 性欲 食欲 とかは いいけど 少数派の欲望 水とか 靴下とか 下着とか は だめなのね。
多様性とか言いながら 認められない欲望は だめという

めんどくさい時代のお話

トールキン

ご存知 指輪物語の作者 J・R・R・トールキンの伝記映画である

南アフリカで生まれたトールキンは 父親を南アフリカでなくし

母親とバーミンガムへ移住する。そこでも母親を病気でなくした

トールキンは司祭の下で育てられ オックスフォード卒業後

第一次世界大戦に出兵し 塹壕熱で倒れるも 100万人の死者を出した「ソンムの戦い」にも生き延び そこでの激烈な体験が 「指輪物語」に影響したと言われている